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日商エレ、ロボット製作時のレビューサービスと運用支援サービスをオンラインで提供

「Blue Prism」のユーザー企業向けに

 日商エレクトロニクス株式会社は12日、RPAソリューション「Blue Prism」のユーザー向けに、ロボット製作時のレビューとロボット運用に特化したサービスを、オンラインで提供開始すると発表した。オンラインで展開されるため対面での手続きが不要で、場所問わず全国各地の企業が利用できるという。

 今回発表されたサービスのうち「レビューサービス」は、製作ルールとなる「ガイドライン」に沿ってロボットが製作されているかを確認するもの。現状の製作体制を事前に確認したうえで、ルールをアセスメントするほか、製作工程の要所において、ドキュメント(要件書、設計書、テスト計画書、リリース申請書、運用ハンドブック)やテンプレート(プロセステンプレート、オブジェクトテンプレート)を確認するという。

 また、ユーザー企業にガイドラインやドキュメント、テンプレートがない場合は、日商エレが有償にて準備するとした。

 価格は、月額97万5000円から。

 一方の「マネジメントサービス」は、ロボットの運用を日商エレが請け負うサービス。エラー受付対応、エラー切り分け・調査、ロボット本番リリース、環境管理などの基本運用を行うほか、日商エレのガイドラインをベースとして、エラー対応やアプリ改修に伴うロボット改修も実施する。さらに、実績に基づく運用改善の提案も行うとのことだ。

 価格は、月額165万円から。

 なお日商エレでは、Blue Prismを運用している企業のうち、特に、ロボット数が増大する中で稼働ロボットの品質や運用体制の課題を感じている企業を対象として、これらのサービスを展開する考え。2020年度に20社、2021年度には50社への導入を見込んでいる。