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マネーフォワード、多様なシフトに対応したクラウド型勤怠管理システムを提供開始

給与サービスやチャットツールとの連携対応も予定

 株式会社マネーフォワードは5日、業務クラウドサービス「マネーフォワード クラウドシリーズ」において、クラウド型勤怠管理システム「マネーフォワード クラウド勤怠」を提供開始したと発表した。

 マネーフォワード クラウド勤怠は、従業員の勤怠状況をリアルタイムで確認・集計・分析できる勤怠管理サービス。シフト制や裁量労働制、フレックスタイム制など、さまざまな雇用形態に対応するほか、シフト機能、ワークフロー機能も備えており、パート・アルバイトのシフト管理や、休暇・残業・休日出勤などの申請・承認をシステム上で一貫して行えるという。

 また、異動履歴を持つことで、旧組織、旧雇用形態による変更前のデータ出力を行えるようにしており、組織改編時の勤怠・ワークフロー承認者変更もスムーズに実行可能とした。このほか、従業員データなどのインポート機能や、集計された勤怠データをCSV形式で出力する機能なども備えている。

 さらに今後は、ほかのサービスとの連携機能も提供していくとのこと。例えば、自社のクラウド型給与計算システム「マネーフォワード クラウド給与」との連携により、勤怠データと給与データを組み合わせて労働生産性を分析する機能や、「Chatwork」「Slack」といったチャットツールと連携し、チャットツール上での打刻やワークフロー承認、打刻忘れの催促などが行える機能の提供を予定している。

 また、システム標準のアラートに加えて、残業上限への抵触状況や36協定の特別条項発動状況など、ユーザー企業が検知したい状況をアラート設定して就労管理を強化する「カスタムアラート」機能も、提供を予定しているとのことだ。