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勤怠管理クラウド「マネーフォワード クラウド勤怠」、36協定への対応を効率化する新機能を提供

従業員の法定外時間等の把握や、メールでの周知を支援

 株式会社マネーフォワードは10日、クラウド型勤怠管理システム「マネーフォワード クラウド勤怠」を強化し、36協定への対応を効率化する「法定外・休日労働時間レポート」機能を提供開始したと発表した。これにより、従業員の法定外時間等の把握や、メールでの周知を手間なくできるようになるという。

 マネーフォワード クラウド勤怠は、リアルタイムで従業員の勤怠状況を確認・集計できるだけでなく、分析にも対応した勤怠管理システム。シフト制や裁量労働制、フレックスタイム制など、さまざまな雇用形態に対応している。

 今回はこのマネーフォワード クラウド勤怠において、36協定への柔軟な対応や、効率的な上限管理を可能にする「法定外・休日労働時間レポート」機能が追加された。労働時間等の条件を「36協定」の設定画面から任意のしきい値に設定でき、その設定に応じて色分け表示にてアラートを行える。なお、アラートは「上限」「警告」の2段階で設定可能だ。

 また、「法定外・休日労働時間レポート」画面から、各月の従業員の法定外時間等を一覧で確認できるほか、就業ルール・役職・拠点等の項目ごとに表示対象者を絞り込めるようにした。月・年・複数月平均の各項目について、アラート到達状況ごとに絞り込みを行うこともできるとのこと。

 さらに同画面から、表示されている結果をCSVファイルに出力する機能や、あらかじめ設定した上限時間を超過した際に、管理者・従業員にメール通知を送る機能なども搭載している。

「法定外・休日労働時間レポート」の画面イメージ