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STSのクラウド型シフト管理システム「SHIFTEE」、AIによる自動作成機能を強化

 株式会社システムサポート(STS)は4日、クラウド型シフト管理システム「SHIFTEE(シフティ)」のオプションとして提供している自動作成機能「シフトAI自動作成」を強化し、3月5日より提供すると発表した。

 SHIFTEEは、スマートフォン/タブレット対応のクラウド型シフト管理システム。店長などの管理者に向けたシフト作成の支援機能を提供しており、その1つとして、事前に設定した条件とスタッフが提出したシフト希望に基づき、AIがシフトを自動作成するオプションを2018年3月より提供してきた。

 この機能では、月労働時間、連続出勤日数、夜勤明けのインターバルなどの条件をスタッフごとに設定しておくと、これらを満たすシフトをAIが自動作成してくれる。また、自動作成されたシフトを修正する管理者向けのアシスト機能も用意されており、必要に応じた修正が可能だ。

 今回はこのシフトAI自動作成機能を強化したもので、スタッフごとの月間勤務日数を新たに設定可能とすることで、特に正社員とアルバイトなど、出勤日数が異なるスタッフが混在する店舗や施設において、より完成度の高いシフトが自動作成できるようになったという。

 もちろん、アシスト機能も引き続き利用可能で、月間出勤日数が決まっているスタッフのシフトの確定後に、それ以外のスタッフのシフトを調整する、といった流れでシフト作成を行えるようになるので、管理者のシフト作成時間の削減を見込めるとしている。

 シフトAI自動作成」の価格(以下、すべて税別)は、初期費用が10万円から、月額費用が1ユーザーあたり100円(100ユーザーまでの場合)。別途、SHIFTEEの「Full版」の月額費用(1ユーザーあたり月額400円)が必要となる。

シフトAI自動作成機能を利用する場合の流れ