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システムサポートのシフト管理システム「SHIFTEE」、AIがシフトを自動作成する新オプションを提供

 株式会社システムサポート(以下、STS)は1日、クラウド型シフト管理システム「SHIFTEE(シフティ)」において、AIを利用してシフトを自動作成するオプション「シフト AI 自動作成」を、同日より提供開始すると発表した。

 SHIFTEEは、スマートフォン/タブレット対応のクラウド型シフト管理システム。店長などの管理者に向け、シフト作成を容易にする支援機能を提供してきたが、「労働基準法や就業規則、36協定など、労働関連のルールを順守した複雑な条件のシフトを、より短時間で作成したい」、といったニーズが寄せられていたという。

 そこでSTSでは今回、事前に設定した条件とスタッフが提出したシフト希望に基づき、AIがシフトを自動作成する「シフト AI 自動作成」オプションを製品化した。この機能では、ユーザー企業が設定した月間労働時間や連続出勤日数、夜勤明けのインターバルなどの条件に沿った、かつ労働関連のルールを順守したシフトを、AIが自動作成してくれる。

 また、結果(シフト)は1つではなく複数の候補が表示されるとのことで、管理者はそれらのシフトを確認し、必要に応じてアシスト機能で修正した上で、実際に利用するシフトを確定させることができる。

 なおSTSでは、夜勤があり、労働関連のルール順守のための条件が複雑な24時間稼働の店舗や施設などを、利用例として挙げている。

 「シフト AI 自動作成」の価格(税別)は、初期費用が10万円から、月額費用が1ユーザーあたり100円(100ユーザーまでの場合)。別途、SHIFTEE Full版の月額費用が必要となる。