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システムサポートのクラウド型シフト管理システム「SHIFTEE」新版、シフトをより作成しやすくする機能改善

各スタッフへの連絡を支援する機能強化も実施

 株式会社システムサポート(STS)は10日、クラウド型シフト管理システム「SHIFTEE(シフティ)」の新版「同 Ver3.1.8」を提供開始すると発表した。

 SHIFTEEは、従業員ごとの条件を組み合わせた勤務シフトを容易に作成できる、クラウド型のシフト管理サービス。

 今回の新版では、シフト管理者の業務をさらにサポートする機能として、日次シフト・月次シフトへのコメント入力機能の拡充を行った。従来は、1日単位で全スタッフに連絡事項を共有する共通コメント欄のみが設けられていたが、今回より、日次シフトでは各スタッフのシフト欄とシフト内の各タスク欄、月次シフトでは各スタッフのシフト欄へ、個別コメントが入力可能になっている。

 なお通常、個別コメントはシフト管理者と該当スタッフのみが確認できるが、権限の変更により他スタッフへの公開も可能とのこと。

 またSHIFTEEでは、スタッフの出勤人数や必要スキルなどを曜日ごとにパターン化したシフト「モデルシフトグループ」を設定する機能を備えている。この機能を利用すると、その日に必要なスタッフの人数を容易に把握できるため、シフト調整に役立つという。

 今回はこの機能も拡充され、祝日もモデルシフトグループとして設定可能となった。従来、祝日は特定日扱いとして個別にシフト編成が必要だったため、シフト作成の省力化が見込めるとのこと。

 さらにモデルシフトグループにおいて、1日単位の全体目標時間数(売上予算に対するスタッフの目標合計労務時間)も設定を行えるように変更された。全体目標時間数を設定することにより、1日または1カ月単位での人時生産性を容易に確認可能となるので、シフト調整に役立てられるとしている。

 このほか、スマートフォン向け管理者用月次シフトにおいて、スマートフォンに最適化した画面設計を採用し、シフト確認がスムーズに行えるよう使い勝手を向上させた。

 SHIFTEEの利用料金は、1ユーザーあたり月額220円(税込)から。今回の新版提供にあたって費用面での変更はない。