シフト管理SaaS「SHIFTEE」、より便利にシフト作成を行える新機能を追加

　株式会社システムサポートは2日、勤務シフトを管理・作成できるクラウドサービス「SHIFTEE（シフティ）」を強化すると発表した。

　SHIFTEEは、スマートフォン／タブレット対応のクラウド型シフト管理システム。多数のスタッフの条件を組み合わせた勤務シフトを容易に作成できるという。

　今回の強化では、管理者によるシフト作成方法を拡充するため、「日次ライン機能」と「For Manager機能」を追加した。

　従来、管理者による日次シフト作成では、スタッフを並べてそこに勤務時間を当てはめる方法を採用していたが、日次ライン機能を利用すると、ライン（例：レジ1、レジ2、品出しといった役割）を並べ、そこにスタッフを配置することができる。

　後者のFor Manager機能は、管理者が仮シフトを作成し、そこにスタッフの希望を反映させるといった流れでシフト作成を行える機能。従来は、管理者がスタッフの希望を収集し、それをもとにシフト作成を行っていたが、それとは逆に、管理者からの提示が可能になる。システムサポートでは、正社員や契約社員、パートが中心の店舗・施設といった、スタッフのシフトがある程度固定的なところでの利用を想定しているとのこと。

　また、LINEのグループを利用し、スタッフとのヘルプ要請のやり取りを行う場合に、スタッフからの応答を自動でSHIFTEEに取り込む「LINE＠連携機能」が追加された。LINEグループにSHIFTEEのbotを参加させることで、投稿に日時など特定のキーワードが含まれている場合にbotが自動認識し、シフトに反映させるという。なお、この機能の利用にあたっては、LINE株式会社が提供するLINE＠アカウントを取得し、Messaging APIを利用する必要がある。

　価格（税別）に変更はなく、499ユーザーまでの場合、Light版が1ユーザーあたり月額200円、Full版が1ユーザーあたり月額400円。今回の新機能はすべてFull版の標準機能として追加される。