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システムサポート、ワクチン接種会場のシフト作成を支援するクラウドサービス

新型コロナウイルスのワクチン接種に関し、医療従事者のシフト作成を支援

 株式会社システムサポート(以下、STS)は、新型コロナウイルスのワクチン接種会場において、ワクチン接種にかかわる医師・看護師など、医療従事者のシフト作成をサポートするクラウド型シフト作成システム「SHIFTEE(医療従事者向け ワクチン接種会場シフト版)」を開発し、5月10日より提供開始すると発表した。

 「SHIFTEE(医療従事者向け ワクチン接種会場シフト版)」は、STSのクラウド型シフト管理システム「SHIFTEE」をベースに、ワクチン接種会場のシフト作成に必要となる機能を追加し、自治体や医師会に向け提供するもの。

 会場を運営する自治体は、会場ごとに必要な医療従事者のシフト枠(いつ、どの会場で、医師が何名、看護師が何名必要かなど)を作成し、システムに登録している医療従事者に向け、メールやPUSH通知機能を使って一斉に人員募集をかけられるという。

 シフト枠は、医師や看護師といった必要スキルに応じて設定できるため、通知を受けた医療従事者はいつ、どの会場で、どのスキルの人員を何名募集しているのかを容易に把握でき、PCやスマートフォンなどから、自身が協力できる日程にシフトを登録できるとした。

 またクラウドサービスであることから、自治体、医療従事者、現場スタッフと多岐にわたる関係者間での情報共有を容易に行える点もメリットとのこと。加えて、医療従事者以外の一般事務スタッフや会場スタッフ等のシフトについても作成可能。SHIFTEEのアプリ版を用いれば、自治体からの応援要請やシフトの確定などをPUSH通知で受け取りでき、確認漏れ防止に役立つとしている。

 価格は、ワクチン接種会場数×月額1万1000円(税込)。ユーザー(医療従事者)の登録人数については上限なく利用できる。また初期費用は無料だが、有償の設定代行オプションを提供するとのこと。