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NHNテコラスがAWS活用支援サービスを刷新、「C-Chorus」として提供

利用料割引の拡大や統合管理機能の拡充などを実施

 NHNテコラス株式会社は11日、Amazon Web Services(AWS)の利用を総合的に支援するサービス「クラウドポータル for AWS」を刷新し、名称を「C-Chorus(シー コーラス)」に変更すると発表した。この刷新に伴い、利用料割引の拡大や統合管理機能の拡充なども行われている。

 NHNテコラスでは、AWSパートナーネットワークにおけるアドバンスドコンサルティングパートナーとして、AWSリセールサービス、およびAWSを利用する際に必要なマネージドサービス(導入提案、設計、開発、運用管理など)を提供している。

 その中で、今回C-Chorusとして刷新したAWSの活用支援サービスでは、AWS利用料10%割引の対象となるEC2インスタンスを拡充し、新たにc5系、m5系のインスタンスを追加したほか、データ転送料の割引を約5%へと拡大した。

 また、利用料金やAWS利用状況の確認、各種サポート、オプションサービスなどを一括管理できるポータルサービス「Chorus Portal」を標準で提供。このほか、AWS上位資格取得エンジニアによるアドバイザリ/支援サービスや、運用監視サービス、フルマネージドサービス、AWSダイレクトコネクトサービス、マイグレーション支援、ビッグデータ分析サービスなども利用できる。

 今後は、バックアップや通知機能など汎用的な作業をワンステップで呼び出すことが可能な「AWSセルフマネージドツール」を、2019年初旬に実装。さらに2019年第1四半期には、サービスコストの削減可能性や最適化を機械学習ベースでレコメンドする「Chorus-AI」を提供開始する予定で、その後も複数の支援プログラムの実装を随時行っていく計画だ。