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NHNテコラス、AWSを中心としたクラウドとデータ活用領域でネットアップと協業

 NHNテコラス株式会社は25日、ネットアップ合同会社とパートナーシップ契約を締結し、企業のクラウド活用におけるコスト最適化や、クラウドとオンプレミスのハイブリッド環境におけるデータマネジメント分野での協業を開始したと発表した。

 NHNテコラスは、20年以上のデータセンター・ホスティング事業の運営に加え、Amazon Web Services(AWS)をはじめとしたクラウドサービスの導入から最適化、データ活用までをワンストップで技術支援するマネージドサービス事業を展開している。2021年には、AWSパートナーで上位1%未満しか認定されていない最上位ティアの、プレミアティアサービスパートナーに認定されている。

 NHNテコラスではネットアップとの協業により、ネットアップの「データ ファブリック」構想に基づいた豊富なプロダクト・ソリューション群で、マネージドサービスのラインアップを拡充し、今後もより多くの企業の、ビジネス変革を目的としたクラウドジャーニーの成功を技術支援していくとしている。

 協業により、NHNテコラスではネットアップの「Spot by NetApp」と「NetApp Cloud Volumesファミリー」の取り扱いを開始する。

 Spot by NetAppは、クラウドのコスト最適化(Cloud Cost Optimization) に必要な機能を備えたSaaSで、クラウドとファイナンシャルマネジメントの連携により、企業のFinOps実践をサポートする。NHNテコラスが提供するAWS総合支援サービス「C-Chorus」のラインアップとして、Spot by NetAppの取り扱いを開始することで、より多くのコスト最適化アプローチの選択肢と財務管理の向上を支援することが可能になるとしている。

 NetApp Cloud Volumesファミリーは、クラウド上のワークロードに最適化されたデータ管理ソリューションの「NetApp Cloud Volumes ONTAP」と、パフォーマンス予測と分析やクラウド上で提供されるデータベースと容易に統合が可能な「NetApp Cloud Volumes Service」の2種類のクラウドストレージサービス。

 AWSの「Amazon FSx for NetApp ONTAP」では、AWS上に構築されたONTAPがフルマネージド型ユニファイドストレージサービスとして提供されおり、多くの企業が利用している。しかし、オンプレミス環境からのデータ移行や、オンプレミスとのハイブリッド環境を構築する場合、AWS上のONTAPへのアクセスに一定のネットワーク要件が存在することや、ONTAPの利用経験は豊富でもAWS自体の利用経験が少ないケース、またその逆のケースなど、課題を抱えた企業も少なくないという。

 NHNテコラスでは、2022年にAWS Direct Connectサービスデリバリー認定を取得するなど、AWS Direct Connectに関する豊富な実績が認められており、オンプレミスからシームレスにAWS上のAmazon FSx for NetApp ONTAPへ接続する際に必要なTransit VIF(Transit Gateway)の提供と、AWSへのデータ移行、ハイブリッド環境における最適な構成や、運用管理手法までをワンストップで技術支援することが可能になるとしている。