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サイバートラスト、長期署名に対応したクラウドサービス「iTrust リモート署名サービス」

 サイバートラスト株式会社は4日、ビジネスプロセスのデジタル化を促進するトラストサービス「iTrustシリーズ」のラインアップに、長期間にわたって電子文書の真正性を確保する、長期署名に対応したクラウドサービス「iTrust リモート署名サービス」を追加すると発表した。

 「iTrust リモート署名サービス」は、書面の電子化で求められる長期署名に対応した電子署名/タイムスタンプ機能を、APIで提供するクラウドサービス。長期署名規格「PAdES」に対応しており、電子文書の真正性を数十年の長期間にわたって確保できるという。

 また利用者の秘密鍵は、電子認証センター設備内のFIPS 140-2 Level 3に準拠したHSM(Hardware Security Module)で保護され、本人のみが電子署名のために利用できるよう厳格に管理されているとした。

 サイバートラストによれば、1)融資契約や住宅ローン契約といった金銭消費貸借契約をはじめとする、各種契約の電子化や、2)控除証明書などの交付文書の電子化、3)見積書、発注書、請け書、利用申込書、請求書など、企業間取引における関係文書の電子化、といった際の電子署名にて、当事者の意思表示および改ざん防止に利用できるとのことだ。