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サイバートラスト、「iTrust リモート署名サービス」で画像やテキストなどの幅広いファイル形式への長期署名に対応

 サイバートラスト株式会社は9日、ビジネスプロセスのデジタル化を実現するトラストサービス「iTrust」シリーズの「iTrust リモート署名サービス」の機能を強化し、提供を開始したと発表した。

 iTrust リモート署名サービスは、書面の電子化で求められる長期間にわたる真正性を確保するための長期署名規格に対応した、電子署名・eシール・タイムスタンプを付与する機能を提供するサービス。利用者の署名鍵は、サイバートラストが運用する電子認証センター設備内のHSMで安全に保護され、本人のみが電子署名を利用できるように管理されているため、電子文書発行システムのサービス事業者はHSMの運用を行う必要がなく、安心・安全に幅広い電子データに対して長期的に真正性と信頼性を確保できる。

 サービスではこれまで、PDFファイルへの長期署名規格であるPAdESに対応していたが、新たにXMLファイルの署名フォーマットをベースに、画像ファイル、テキストファイルなど幅広いファイル形式への長期署名可能なXAdESに対応する。

 同機能は、新たに提供開始する「iTrust リモート署名サービス クライアントライブラリ for XAdES」を顧客のサービスやシステムに組み込むことで、幅広い電子データに電子署名、eシールおよびタイムスタンプ付与が可能となり、署名済みファイルの発行元証明と改ざん防止を可能にする。

 XAdESへの対応により、XMLファイルを用いたデータ配布や通信データに活用が可能となり、オープンデータへの署名によりデータの発行元証明と改ざん防止が可能。また、サービスやAPIなどが返却するデータの発行元証明と改ざん防止が可能となる。

 テキストファイル、CSVファイル、画像ファイル、バイナリファイルなど幅広いデータ形式への署名に活用でき、XML ファイルの形式によって、画像ファイルやテキストファイルなどを参照することで幅広い電子データに署名でき、タイムスタンプの付与より長期間検証可能な時刻証明が可能となる。

 厳格な証跡を求められるケースにも対応し、システムなどのログイン履歴や変更記録などの監査ログに署名が可能。署名とタイムスタンプの付与により改ざん防止と当該時刻に監査ログが存在していたことの証明が可能となる。

 サイバートラストは、iTrust リモート署名サービスの機能強化により、電子帳簿保存法の要件への対応をはじめ、幅広い電子データの信頼性を確保し、組織におけるビジネスプロセスのデジタル化の推進を支援するとしている。