アビーム、RPA業務改革サービスのラインアップにBlue Prism製品を追加

　アビームコンサルティング株式会社（アビーム）は16日、RPAソフトウェアと同社の業務改革ノウハウを組み合わせた「RPA業務改革サービス」において、新たに英Blue PrismのRPAソフトウェア「Blue Prism」をラインアップに追加すると発表した。

　RPA業務改革サービスは、RPA製品とアビームの業務改革ノウハウを組み合わせ、顧客企業の業務改革を支援するサービス。新たにBlue Prism製品を加えることにより、「大規模にRPAを活用したい」「よりセキュアな環境で業務を遂行したい」といった企業のニーズに対して、より一層応えられるようになったという。

　サービスでは、Blue Prismの導入だけでなく、ガバナンスルールの策定や社内体制構築、開発の内製化、複数組織への大規模展開など、ニーズに合わせて総合的な支援を提供可能とした。

　サービスの提供料金は、顧客のニーズや対象範囲に応じた個別見積もり。参考価格として、Blue Prismの導入、自動化対象業務の選定、ロボット設計・開発、テストといった内容で300万円程度からになる。

　なお、Blue Prismのライセンス費用は別途必要になるが、Blue Prismが新たに提供開始したライセンス体系では、これまで最小10ロボット単位だったライセンス（約1200万円）が、1ロボットから提供可能になったとのこと。アビームでは、導入規模に応じたライセンスを活用することにより、Blue Prismをまずは小規模に利用してみたいと考える企業のニーズにも対応できるため、トライアル導入も支援可能としている。