アビーム、オンラインで受講可能なRPA研修サービス　実践的なRPA開発スキルの習得を支援

　アビームコンサルティング株式会社（以下、アビーム）は26日、RPAのオンライン研修サービスを8月より本格提供すると発表した。

　この「RPAオンライン研修」は、300社以上にも及ぶアビームのRPA導入実績に基づく、RPA開発の知見を盛り込んだ講義や演習を通じて、実践的なRPA開発スキルの習得を支援する研修サービス。

　さらにRPAの開発・導入のみを目的とせず、RPAを活用した業務改革の視点によりまとめられた導入方法論、運用・統制面で注意すべきポイントなど、コンサルタントがRPAを活用した業務改革に取り組む際のノウハウの一部も紹介しているため、企業がDXを進めていく上で、この研修で獲得するスキルを活用できるという。

　サービスは、基礎編（3日間）と応用編（2日間）から構成される。基礎編では、ExcelやWebを利用した基本的なファイルの入出力ロボットを開発。応用編では、複数機能を使ったロボット作成方法の講義と演習を実施するほか、より複雑な処理を行うロボットの作成も行う。これにより、基礎的な開発スキルだけでなく、自社の業務プロセスを自動化するために必要な応用力の素地も身に付けられるとのことだ。

　なおRPAツールは、Automation Anywhere、BizRobo!、Blue Prism、UiPathの4種類が対象。研修の形式は、その場で技術課題を解決できるライブ講義方式と、講義時間を選べるオンデマンド配信方式から、受講者のニーズや受講環境に応じて選択できる。

　ライブ講義は1研修あたり100万円（基礎編が60万円、応用編が40万円）で、1～5名まで受講可能。オンデマンド配信は1名から対応し、1名・1研修あたり30万円（基礎編が18万円、応用編が12万円）。