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アビーム、アジア市場向けクラウド型RPA「ABeam Digital Labor Cloud for ASEAN Market」を提供

 アビームコンサルティング株式会社(以下、アビーム)は8日、グローバル展開を進める日系企業の生産性向上を支援する、アジア市場向けのクラウド型RPA「ABeam Digital Labor Cloud for ASEAN Market」の提供を開始した。

 ABeam Digital Labor Cloud for ASEAN Marketは、業種・業界ごとのテンプレートや、企業運営に必要なさまざまな業務アプリケーション群を、国内外のクラウド事業者が提供する基盤を通じて利用できる「ABeam Cloud」を通じて、サーバー型RPAソフトウェア「BizRobo!」の機能を提供するサービス。

 アビームが国内外の企業向けに展開してきた「RPA業務改革サービス」を、ASEAN各国における日系企業にとって利用しやすいサービス形態および価格で提供する。RPA業務改革支援サービスは、企業のニーズに応じて、対象業務の特定から基本計画の策定や導入支援、ロボット開発、運用統制ルールの策定や技術者育成など、導入から定着までのさまざまなサービスを提供する。

 アビームでは、RPAは日本国内においては急速に導入が進み、本格的な普及期を迎えまた一方、アジアを中心とした日系企業の現地法人においては、投資の制約や導入ノウハウの不足によりRPAの導入が進んでいないと説明。ABeam Digital Labor Cloud for ASEAN Marketを利用することで、企業は独自でソフトウェアライセンスの購入や運用サーバーの準備を行う必要がなくなり、導入時のランニングコストが軽減されるとしている。

 サービスは、シンガポール、タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナムなどASEAN諸国の法人向けに展開。料金はサービス内容により異なるが、日本円で月額30万円程度(各種税別、ライセンス料含む)から提供する。アビームでは1年間で100社の導入を目指す。