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横河レンタ・リース、OneDrive for Business対応のデータレスPCソリューション「Passage Drive」を提供開始

 横河レンタ・リース株式会社は26日、クライアントPCにデータを保存しないデータレスPCソリューション「Flex Work Place Passage」のリダイレクト先に、マイクロソフトのオンラインストレージ「OneDrive for Business」に対応した「Flex Work Place Passage Drive(以下、Passage Drive)」の提供を開始した。価格は、スタンダードプランで1ユーザーあたり月額500円。

 Flex Work Place Passageは、PCの読み書きを、すべてネットワークドライブ(ファイルサーバー)にリダイレクトし、PCには一切のユーザーデータを保存しないデータレスPCを実現するソリューション。

「Passage Drive」イメージ図

 新たに提供を開始するPassage Driveは、ユーザーデータをOneDrive for Businessへ自動的にリダイレクトするもので、Windows搭載のPCにインストールさえ行えば、これまで情報システム担当者が行っていたActive Directory連携やVPNの設定などの事前準備は不要で、データレス化を実現する。

 また、OneDrive for Businessのストレージ容量1TBを活用することで、これまでファイルサーバーの容量を気にしながら運用管理を行っていた情報システム担当者の運用負荷も低減する。

 ユーザーは、iPhoneやiPad、Androidなどのモバイル端末やタブレットなど、OSや機種に依存することなくユーザー自身が使いたい端末でOneDrive for Businessにアクセスし、作業が可能になる。すでにOffice 365を導入している場合は、Passage Driveを活用することで、Officeアプリケーション、クラウドサービスをシームレスに利用でき、Office 365の導入効果が高まるとともに、従業員の生産性向上が期待できるとしている。