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TISとBeeXが資本業務提携、エンタープライズ領域でのクラウド事業拡大を図る

 TIS株式会社と株式会社BeeXは13日、両社が資本業務提携したと発表した。両社は共同で、エンタープライズ領域におけるクラウド事業の拡大を目指すという。なおTISでは、自社が運営する「コーポレートベンチャーキャピタル」を通じ、BeeXの第三者割当増資の引き受けを実施している。

 TISは、Amazon Web Services(AWS)のパートナープログラム「AWSパートナーネットワーク(APN)」において、最上位の「APNプレミアコンサルティングパートナー」に3年連続で認定されており、100名を超す認定技術者を抱えているという。

 一方、テラスカイグループのBeeXは、ERPなど、基幹系システムのクラウド移行・構築を手掛けるコンサルタントが多数在籍する企業で、クラウド上での基幹系システム導入、クラウドへの移行、運用管理といった領域に強みを持つとのこと。

 今回の資本提携により両社は、クラウド関連のサービスやノウハウ、事業基盤を強化・補完する体制を構築。基幹系システムのクラウド移行など、企業におけるクラウド導入を共同で支援し、両社のクラウド事業拡大を目指すとした。

 TIS側では、今回の提携により、顧客企業がクラウドのメリットを享受できるよう、コンサルティングから導入、運用までを支援するサービスをさらに強化する考え。BeeX側は、TISとの連携で、クラウド移行を中心とした基幹系システム導入・運用サービスの提供を推進するとともに、顧客企業の課題解決に貢献するとしている。