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BeeX、Google Cloud環境の自動監視サービスを提供 メール通報と電話通報の2種類を用意

Google Cloudのライセンス費用を6%引きで提供するサービスも

 株式会社BeeXは23日、エンタープライズ企業のGoogle Cloud利用促進を図るため、ライセンス販売サービス「BeeXPlus for Google Cloud」と自動監視サービス「BeeXPlus Managed Service Lite」を提供開始すると発表した。

 BeeXPlus for Google Cloudは、Google Cloudのライセンスを割引販売するサービス。ライセンス費用を6%引きで販売するほか、初期費用や請求代行手数料、ライセンス管理費用が無料となっており、Google Cloud利用にあたっての費用を削減できるという。

 また、サポートサービスはGoogle Cloudによる直接サポート、BeeXによる問い合わせ代行サポートのいずれかを選択できる。なお、選択するサポートプランによって別途サポート料金が発生するとのこと。

 一方のBeeXPlus Managed Service Liteは、BeeXの監視システムを利用して、Google Cloud の24時間365日の自動監視サービスを提供するもの。従来は有人で実施していた監視サービスを自動化/無人化することにより、低価格でかつ分かりやすい費用体系で監視サービスを提供できるという。

 ラインアップとしては、自動メール通報サービス「Automatic email notification service」と、自動電話通報サービス「Automatic telephone notification service」を用意した。

 前者は、監視によるアラート発生時に、メールにて通報するサービスで、死活監視、リソース監視、サービス/プロセス監視、ログ監視を提供する。価格は、初期費用が1台あたり5000円、月額費用がGoogle Cloudライセンス利用料の8%。

 後者のAutomatic telephone notification serviceは、自動メール通報に加えて、電話による自動報を行うサービスで、夜間にはメールだけでなく電話での通報が必要、といった場合などに適しているとのこと。初期費用は1台あたり5000円と、電話通報のパターンごとに4000円、月額費用はGoogle Cloudライセンス利用料の12%で、月間電話通報件数は200件が上限。件数超過後は、1件あたり30円の追加費用が必要となる。