ニュース

TIS、Zabbixを活用した「AWS監視用テンプレート」の拡張開発サービスと保守サポートサービスを提供

 TIS株式会社は26日、オープンソースソフトウェア(OSS)の統合監視ツール「Zabbix」を活用した「アマゾン ウェブ サービス監視テンプレート(以下、AWS監視テンプレート)」の拡張開発サービスと保守サポートサービスの提供開始を発表した。AWS監視テンプレートは、Apache License version 2.0の下、OSSとして公開している。

 AWS監視テンプレートは、AWSの監視サービスである「Amazon CloudWatch」のデータや、AWSの各種サービスで発生するイベント情報を、Zabbixで統合監視できるOSS公開版テンプレート。通常のZabbixでの監視に加え、AWSのサービス監視も統合的な管理が可能なため、クラウドとオンプレミスのハイブリッド環境でのAWS利用システムの稼働状況を、より多角的な視点から監視できる。

 拡張開発サービスでは、AWS監視テンプレートをベースに、顧客独自の細かい監視要件にあわせたカスタマイズをTISが行う。また、保守サポートサービスでは、テンプレートの利用方法や仕様についての問い合わせや動作異常時の調査、修正版開発などを提供。ZabbixおよびAWS監視テンプレートを、平日営業時間内(9~17時)に年間問い合わせ件数無制限でサポートする。

 拡張開発サービスの価格は開発内容に応じて価格は変動し、AWS LambdaのAWS CloudWatch対応を追加開発した場合で15万円(税別)から。保守サポートサービスの価格は、Zabbixプロダクトサポート ゴールドプランが年額99万8000円(税別)。