ニュース

SCSK、企業が安全にAWSを活用するノウハウをまとめた「クラウドリファレンスキットfor AWS」を提供

 SCSK株式会社は、企業が安全にAmazon Web Services(AWS)を活用するためのノウハウをまとめた「クラウドリファレンスキット for AWS」を11月1日から提供する。

 「クラウドリファレンスキット for AWS」は、これまで100社以上のAWS環境の構築・運用を手がけてきたSCSKの実績をもとに、企業が安全にAWSを使用するためのノウハウをまとめたガイドラインと、ガイドラインに対応したシステム構成をテンプレート化した「AWSインフラ自動化ツール」、運用の設定の自動化やセキュリティ監査機能を提供する「AWS標準運用ツール」の3つで構成される。

 これらを活用してシステムを設計することにより、品質の一定化と企業システムに必要なセキュリティレベルが確保される。

 AWS利用における勘所や、利用開始当初に陥りがちな落とし穴を考慮した利用ガイドラインと、設定ミスを防ぐ自動化ツールの活用により、設計・構築・運用開始期間の短縮および設定の負荷軽減を実現。企業は社内外のAWSエキスパートに委託することなく、自身でAWSの導入・運用ができるようになるとしている。

 「クラウドリファレンスキット for AWS」は、SCSKのAWSサービス「USiZEパブリッククラウドモデル(AWS)」を契約の顧客に提供するサービスで、価格は月額5万円(税別)。定期的に更新を行い、最新のAWSのサービスに対応する。また、テンプレート、スクリプトとのカスタマイズ/テーラリングの最終的なチェックはSCSKが実施する。

 SCSKでは、今後1年間で150社への導入を目指す。