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SCSK、顧客のAWS環境の適性を診断する「クラウド診断サービス for AWS」を提供開始

 SCSK株式会社は、顧客のAmazon Web Services(AWS)環境の適性を診断する「クラウド診断サービス for AWS」を、2月15日に提供開始する。

 「クラウド診断サービス for AWS」は、企業がAWS上でシステム構築する際に考慮すべき「セキュリティ」「コスト」「可用性」「管理」の観点から、SCSKが顧客のAWSの環境設定をチェックし、診断レポートを提供する。

 設定不備などによるセキュリティリスクはないか(セキュリティ)、障害/メンテナンスに対する可用性設定はされているか(可用性)、無駄なコストになっているリソースはないか(コスト)、管理できていないリソースはないか(管理)といった、各観点を網羅した23項目により、顧客が利用中のAWS環境に課題がないかをチェックし、リスク要因となる箇所を明らかにする。

 診断レポートには、各項目の診断結果と合わせて、是正するためのベストプラクティスも提示する。実際に診断を行ったAWSに精通したSCSKのエンジニアが、診断結果について直接顧客に説明するため、顧客はその場で疑問点を解消できる。

 また、診断結果を是正するためのソリューションとして、企業のAWS導入のガイドラインと構築・運用設定の自動化ツールをセットにしたサービス「クラウドリファレンスキット for AWS」も用意する。

 サービスの価格は月額30万円(税別)から。SCSKでは、今後1年間で100社への導入を目指す。