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QNAP、光ディスクを用いた階層化ストレージを展示 ファーウェイやクラウディアンも最新ソリューションを紹介
Japan IT Week 2019会場レポート ストレージ編
2019年5月9日 11:56
「クラウドコンピューティングEXPO」「データセンター展」など11の展示会から構成される「第28回 Japan IT Week【春】後期」が、5月8日に開幕した。会期は10日まで。
会場は東京ビッグサイト。東館が東京五輪で改装されるため、西館と青海展示場(東京テレポート駅前)が使われている。なお主催者は「本展は業界関係者のための商談展です。一般の方のご入場はできません」と記している。
ストレージ製品の展示
ファーウェイのブース(データストレージEXPO)では、ハイエンドからミドルレンジまでのフラッシュストレージを展示している。ハイエンド製品としては、ネイティブオールフラッシュストレージ「OceanStor Dorado」を展示。ミッドレンジではハイブリッドストレージ「OceanStor 5300/5500/5600/5800 V5」を展示するとともに、SSDをHDDと同価格で提供するキャンペーンを紹介。さらに、AIチップによる機械学習で通信を最適化する「AI Fabric」(2020年リリース予定)も展示している。
S3互換のクラウドストレージを販売するクラウディアンのブース(データストレージEXPO)では、アプライアンス製品「Cloudian HyperStore」について展示している。特に、オールフラッシュストレージのPureStorageと、バックアップソフトウェアのVeeamと組み合わせて、PureStorage製品からVeeamを使ってHyperStoreにアーカイブするソリューションを説明していた。
QNAPのブース(クラウドコンピューティングEXPO)では、NAS製品のほか、100年の寿命を持つ光ディスク技術(パナソニック)と組み合わせた階層化ストレージ「BlueGlacier」を展示している。
さらに、NAS用OS「QTS」を使ったインテリジェントスイッチや、グラフィックカードやネットワークアダプターなどの周辺装置など、ストレージ以外の製品も展示していた。