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アシスト、ビジネスルール管理システム「Progress Corticon」を販売開始

 株式会社アシストは16日、米Progress Softwareのビジネスルール管理システム(BRMS)「Progress Corticon」を、国内での総販売代理店として11月1日より販売開始すると発表した。また、データ連携ツール群「Progress DataDirect」も同時に販売開始する。

 「Progress Corticon」は、100%コーディングレスでルールの追加・変更を行えるBRMSソフト。迅速にシステムへ展開できるだけでなく、ルールを記述した段階で、論理エラーの有無を1クリックで自動検証する機能を備えているため、矛盾性やあいまい性を早期に発見できるという。

 また、開発元のProgress Softwareが特許を取得している独自アルゴリズムにより、ルール数やデータ処理の複雑さが増しても、高パフォーマンスを維持できるのが特徴。ルールエンジンからSQLコーディングなしで業務データベースへのアクセスが可能なことに加え、作成したルールはJava、.NET環境どちらでも稼働できる柔軟性も備えている。

 一方、同時に発売される「Progress DataDirect」は、優れた応答時間とスループット、アプリケーション配布の時間短縮を可能にするデータ接続ツール群である。

 価格例は、ビジネスルール・エンジンとなる「Progress Corticon Server」が、1コアあたり880万円(税別)。「Progress DataDirect Connect for ODBC Server」が1コアあたり44万円(税別)。

 アシストでは、Progress Corticonについて、2014年末までに20社への販売を目指している。

石井 一志