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アシスト、請求金額の検証を自動化するソリューション「AEDAN for 誤請求防止」

既存システムから独立した検証専用システムを提供

 株式会社アシストは18日、大量で複雑なルールに基づき請求業務を行う企業向けに、請求金額の検証を自動化する「AEDAN for 誤請求防止ソリューション」を提供すると発表した。

 アシストでは、「企業のビジネスプロセスのデジタル化」と「人による判断の自動化」を実現する基盤として、「AEDAN(えいだん) ~ Ashisuto EnterpriseDecision AutomatioN ~」を2017年3月に発表している。今回、そのAEDANを具体的な業務に適用した第1弾として、AEDAN for 誤請求防止ソリューションを製品化した。

 このソリューションでは、適切な請求チェックルールに基づいた請求内容の検証と、正確な請求金額の算定を自動化するが、請求チェックルールや料金計算ルールは、システムのソースコードから切り離して管理されるため、既存システムには大きな改修を加えずに誤請求を防止できるという。また、料金計算ルールの変更にも迅速に対応可能になるとのこと。

 具体的には、AEDANのディシジョン自動化エンジンであるBRMS(ビジネスルール管理システム)製品「Progress Corticon」に料金計算ルールを実装。その上で、既存の契約管理システムから、EAIツール「DataSpider Servista」を用いて抽出した請求明細データをチェック/判定し、請求金額に間違いがないかをきちんと検証できるようにしている。