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アライドテレシス、統合ネットワーク管理製品の新版をリリース 外部連携と無線LAN管理などを強化
2026年6月15日 08:00
アライドテレシス株式会社は11日、統合ネットワーク管理ソフトウェア「AT-Vista Manager EX」(以下、Vista Manager)の仮想化環境対応ソフトウェア「AT-VST-VRT」、アプライアンス版「VST-APLシリーズ」において、新版「Ver.3.15.1」をリリースしたと発表した。
Vista Managerは、有線LANと無線LANに加え、さまざまなIoT機器も集約して管理できる統合管理ソフトウェア。ネットワーク構成が一目で分かるマップ機能など、見える化機能を搭載しているほか、無線LAN環境の自動調整によって安定した高速通信を支援する機能も搭載しており、手間のかからないネットワークの運用・管理を実現しているという。
今回はその仮想環境対応ソフトウェア版、アプライアンス版の各製品において機能強化を実施した。まず、エイチ・シー・ネットワークス(HCNET)が提供するRADIUSサーバー「Account@Adapter+ V7」に対応した。Vista Managerシリーズの機能の1つであるIES(インテリジェント・エッジ・セキュリティ)と組み合わせることで、端末単位でのアクセス制御が可能となり、BYODや来訪者ネットワークなど、多様な接続端末を含む環境でもセキュアな運用を実現する。
さらに、NTTドコモビジネスのOTセキュリティソリューション「OsecT」との連携をサポートした。Vista Managerの管理画面上でのOTデバイス情報取得・可視化に加え、機器の稼働状況も含めた一元把握にも対応する。これにより、ITとOTが混在した製造現場のIT環境においても、障害やセキュリティインシデントの兆候を見逃さず、現場における早期対応を支援するとしている。なお、脅威が疑われる端末を検知した場合には、その通信を手動または自動で遮断できるので、被害拡大の防止にも貢献するとのこと。

また、RSSIのしきい値に応じて無線端末を切断する機能をサポートした。電波状態の悪い端末の接続を適切に制御することで、いわゆるスティッキー端末による通信品質低下を防ぎ、より安定した通信環境を維持できる。IEEE 802.11k/v/r(Wi-Fiローミングプロトコル)に非対応の端末が混在する環境においても有効なため、オフィスや教育機関、商業施設など、さまざまなシーンで活用可能という。
加えて、RADIUS認証時のCalling-Station-Idのカスタマイズに対応し、MACアドレスの形式を柔軟に変更できるようになった。無線LANソリューション「AWC」のダッシュボードも新たに追加され、無線LANアクセスポイントやクライアントの接続状況、接続履歴、ログ情報などを一画面で把握できる。
このほか運用面では、ネットワークを止めることなく管理・変更を行うための機能強化と、日常業務の効率化につながる改善を実施した。具体的には、無線LANアクセスポイントのプロファイルの設定適用を任意のタイミングで行えるようになったため、設定変更の即時反映による意図しない無線LAN通信の停止・中断のリスクを回避できるとのこと。
