NTTテクノクロス、AIボイスボットを用いてコンタクトセンターでの高精度な自動応対を実現するサービス

　NTTテクノクロス株式会社は10日、コールセンターソリューション向け製品群「CTBASEシリーズ」の新ラインアップとして、顧客が話す内容を基にAIが適切に回答する自動音声応答サービス「CTBASE/SmartCommunicator」を提供開始すると発表した。価格は個別見積もり。

　CTBASE/SmartCommunicatorは、ボイスボットを活用し、コンタクトセンターでの高精度な自動応対を実現するサービス。NTTテクノクロスが培ってきたノウハウに基づく独自技術により、応対AIの使い分けを制御してAIによる想定外の応対を防げるため、ボイスボットの回答精度が向上するという。

　また、従来、ボイスボットが顧客情報を確認し顧客属性に応じて適切に回答するためには、発信者番号を取得しなければならず、既存設備の改修が必要となっていたが、CTBASE/SmartCommunicatorでは既存設備を改修することなく、既存のフリーダイヤル回線と組み合わせて、発信者番号に基づくスムーズな顧客対応を可能にするとのこと。

　加えて、わかりやすい操作画面でボイスボットのシナリオを直感的に作成できる「シナリオエディター」機能を備えており、シナリオの作成時間を最大5割削減可能な点も特徴としている。