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NTT東日本、セキュアな工場ネットワークの設計・構築や運用支援をワンストップで提供する製造業向けパッケージ

 NTT東日本株式会社は、工場ネットワークの設計から構築・運用支援まで一体的に提供する製造業向けのセキュアネットワークパッケージ「BizDriveファクトリーネットワーク」を、9月16日より提供開始すると発表した。現場環境に最適な機器の選定を行うほか、ネットワークとセキュリティの統合設計により、QCD(品質・コスト・納期)向上とDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を後押しするという。

 「BizDriveファクトリーネットワーク」は、工場ネットワークのアセスメントから、設計・構築・運用支援までをワンストップで提供するサービス。NTT東日本が長年培ってきたネットワーク構築のノウハウを生かし、「止まらない」「乱れない」「侵入させない」をコンセプトとした強固なネットワークを、各工場の実情に応じて柔軟に構築するという。

 構築にあたっては、「工場ネットワークの管理を担うことになったが構成が不明」「ネットワーク機器が無許可で接続されており管理ができていない」など、ネットワーク管理部門が抱える課題を解決するため、アセスメントに基づき、現状のネットワーク構成とリスクを可視化。その上で、アセスメント結果に基づいた最適なネットワークを設計・提案するとした。

 また、耐環境性に優れ、産業用プロトコルに対応した製品を採用することで、現場の状況に即したIT/OT統合を実現し、高い可用性を備えるとともに、工場全体のデータ一元管理を可能にするネットワークを構築するとのこと。

 さらにセキュリティ面では、サポート切れのOSや工場固有の脆弱性に対応した、現場に最適なセキュリティ対策を提供し、サイバー攻撃のリスクから設備と情報を守るとしている。