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富士ソフト、「Agentforce」の導入支援ソリューションを提供

 富士ソフト株式会社は12日、SalesforceのAIエージェントプラットフォーム「Agentforce」の導入支援ソリューションを提供開始した。価格は個別見積もり。

 Agentforceは、営業・マーケティングなどフロントオフィス業務全般を支援するAIエージェントを、自然言語での対話型操作で作成できるAIエージェントプラットフォーム。富士ソフトでは、同社内で試験導入し、検証してきたセールス向け機能の実践的な知見やノウハウを生かし、顧客の営業DX化に貢献する。

 支援ソリューションでは、組織としてAIをどのように活用していきたいか、業務課題や期待する成果を明確にするためのヒアリングを実施し、対象業務やKPI、導入目的(効率化・品質向上・新規価値創出など)を整理する。

 さらに、現状システムの解析・確認として、現在利用中の業務システムやデータ基盤の構成、連携状況、制約事項などを技術的・業務的観点から調査・分析し、AI導入に向けた技術的な適合性や改修の必要性を確認する。

 その後、Agentforce導入・活用に向けたステップを時系列で整理し、各フェーズの目標・成果物・担当者・スケジュールを明確化し、PoC(概念実証)から本番運用までのロードマップを策定する。

 Agentforceの導入に向けては、導入に必要なシステム側の改修(API連携、データ整備、UI/UX改善など)を実施し、Agentforceの利用をスムーズに行うための環境整備を行う。また、これらの支援の開始前に、活用範囲とユースケースの検討や、商談での利用を想定したAgentforceの活用方法の検討といった無料相談サービスにも対応する。