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freee、予実管理・決算・監査対応を効率化するアプリケーション「freee経営管理」

 フリー株式会社(以下、freee)は16日、予実管理・決算・監査対応を効率化するアプリケーション「freee経営管理」を2026年春に提供開始すると発表した。

 「freee経営管理」は、予実管理や決算・監査対応を効率化できるアプリケーション。クラウド型会計システム「freee会計」のデータを自動で連携・分析し、月次・年次決算業務の精度を高めるとともに、監査対応に必要な資料の作成を自動化することができる。

 また予実管理において、予算設定と実績データの自動連携により、部門別・プロジェクト別の予実差異をリアルタイムで可視化する機能を備えている。このため、経営陣や各部門の責任者は、計画と実績のズレを即座に把握して、どの事業や活動に課題や機会があるのかを迅速に特定可能になるとした。

 なお、freeeでは、成長企業が決算・監査対応や予実管理を行うにあたって、経営管理体制の構築に課題を抱えていることが多いと指摘する。例えば、高価でオーバースペックな管理会計ソフトウェアを導入しても、必要な機能が限定的であるため、費用対効果が合わないケースが多く発生しているほか、表計算ソフトウェアによる管理では、膨大な転記作業が発生し、ヒューマンエラーや多大な作業負担を招いているという。

 加えて、上場準備企業では、上場審査において、事業計画の実現可能性を裏付ける詳細で信頼性の高い予算管理体制の構築が必須要件とされているとのこと。

 そこでfreeeは、「freee経営管理」を提供し、これらの経営管理に関する課題の解決を支援するとしている。