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NTT東日本、AI技術を用いた効果的なネットワーク運用を支援する次世代Wi-Fiソリューション

 東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)は、AI技術を用いた次世代Wi-Fiソリューション「BizDrive AI Wi-Fi」を、2月3日より提供開始すると発表した。

 「BizDrive AI Wi-Fi」は、ネットワーク分野にAI技術を導入することで、IT人材の不足といった課題の解決や、ネットワーク運用状況の見える化などを支援するソリューション。ネットワークの設計・構築から運用までを一貫してサポートするほか、AI技術により、無線ネットワークの“見えにくい課題”を顕在化させることで、ネットワークの改善と、将来にわたる継続的な品質向上が可能になるという。

 具体的には、ユーザー目線でのネットワーク状態の可視化を行えるほか、AIによる切り分けサポートでネットワーク運用業務の効率化を実現。強化学習によってAI技術の継続的な精度向上も行えるとした。

ユーザー目線による通信品質のリアルタイム可視化

 また、AIが通信状況を分析し課題を顕在化できる点も特徴で、ネットワーク利用状況に応じた自動電波調整が可能。予防保守によるプロアクティブな品質改善サイクルも実現するとしている。

利用状況に合わせた電波の自動調整

 加えて、要件定義から設計・構築・運用までを1つのパッケージにしており、インターネット回線を含めた包括的なソリューション提供に対応するとのこと。

 なおNTT東日本では、例えば、「遅延やネットワークの切断によりオンライン会議でのコミュニケーションに支障が出る」「ユーザー目線での利用状況が分からないために想定外のクレームが出る」「ネットワークの改善をしたいが具体的な問題点がわからない」といった課題を持つ企業での利用に適していると、同サービスをアピールしている。