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Salesforce、営業部門向けAIエージェント「Agentforce for Sales」を日本語で提供開始

 株式会社セールスフォース・ジャパン(以下、Salesforce)は3日、自律型AIエージェントで営業チームを強化する「Agentforce for Sales」の日本語での提供を開始した。

 Agentforce for Salesは、営業担当者がデータ入力や資料作成といった反復作業に多くの時間と労力が費やされ、本来注力すべき付加価値の高い活動に十分な時間を確保できていないといった課題を解決するために設計されたAIエージェント。24時間365日、自律的にリードの追跡や商談の進捗管理を行い、必要に応じて問い合わせ対応やデータ更新を自動で処理する。これにより、営業担当者は重要な商談や戦略的意思決定に専念でき、営業活動全体の生産性と成果を大幅に向上させられるとしている。

 さらに、AIエージェントは人的リソースの制約を超えて業務を拡張できるため、営業組織は常に最適な状態で業務を遂行でき、機会損失を最小限に抑えられるとしている。

 Agentforce for Salesですぐに利用可能なエージェントは「Agentforce セールスディベロップメント」で、営業担当者にとって常に稼働しているチームメイトのような存在となり、製品やサービスに関する質問などにAIエージェントが自律的にメールで回答し、顧客から反論や異論の返信があった場合にも適切に切り返しながら対応する。

 また、営業担当者に代わって訪問や会議の日程調整を行うことで、インバウンドリードを24時間365日体制で継続的にナーチャリングする。これにより、営業担当者はより価値のあるタスクに集中できる一方で、AIエージェントが残りのリードをファネル(営業プロセス)の中で進め、機会を取りこぼさないように確実に管理する。

 Agentforce セールスディベロップメントは、SalesforceのEnterprise Edition、Unlimited Edition、Performance Edition、Einstein 1 Editionに、アドオンライセンスを追加することで利用可能。価格は1つの会話につき240円から。

 また、「Agentforce セールスコーチング」も、近日中に日本語での提供開始を予定する。Agentforce セールスコーチングは、すべての営業担当者の専属のコーチとして、サポートを提供。AIエージェントとのロールプレイを通じて、顧客への説明やプレゼンテーションの改善、異論や反論があった場合の切り返しなど、契約成立に至るまで、必要なときに的確なコーチングを提供する。

 営業担当者は、CRMデータに基づいた一貫性のあるフィードバックをリアルタイムで受け取ることができ、各インタラクションを通じて継続的にスキルを向上させられる。コーチングの有無による成約率および失注率を詳細に分析し、ROI(投資対効果)を正確に評価できる。

 Agentforce セールスコーチングは、SalesforceのEnterprise Edition、Unlimited Edition、Performance Edition、Einstein 1 Editionにアドオンライセンスを追加することで利用可能。価格は1つの会話につき240円から。