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IDCフロンティア、「IDCFクラウド」のバックアップサービスを提供

VeeamのバックアップソリューションとWasabiのクラウドストレージを活用

 株式会社IDCフロンティアは26日、パブリッククラウドサービス「IDCFクラウド」において、仮想マシン単位およびファイル単位でバックアップとリストアが可能な新サービス「IDCFクラウド バックアップ」を提供開始した。

 IDCFクラウド バックアップは、Veeam Softwareの「サービスプロバイダー向けBackup as a Service(BaaS)ソリューション」と、Wasabi Technologiesのクラウドストレージ「Wasabi Hot Cloud Storage」を組み合わせたバックアップサービス。

 仮想マシン(VM)単位とファイル単位での、バックアップとリストアに対応。増分バックアップに対応し、バックアップ時間の短縮とバックアップ容量の節約ができる。

 ストレージは実際の使用量に応じた課金のため、リザーブコストが不要。バックアップデータは設定期間内の変更・削除不可で、ランサムウェア対策としても有効に活用できる。

 IDCFクラウドのコンソールから、GUIで直感的にバックアップとファイルリストア操作ができる。また、IDCFクラウドに限らず、他社クラウドやオンプレミス環境のバックアップも行える。

 IDCFクラウド バックアップの課金対象は、対象サーバー+バックアップデータ(実使用量)。課金方式は月額(日割りなし)で、対象サーバーのみ初月無料。

 料金(税別)は、バックアップサーバーが対象サーバーあたり月額3500円。バックアップストレージが1GBあたり5円。