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e-Janネットワークス、リモートアクセスサービスをクラウド上で統合的に管理・運用できる「CACHATTO One」

 e-Janネットワークス株式会社は18日、法人向けリモートアクセスサービス「CACHATTO(カチャット)」の次世代サービスとして、「CACHATTO One(カチャット ワン)」を2025年4月より提供開始すると発表した。

 CACHATTO Oneは、複数種類のリモートアクセス用ツール、安全な通信手段、クラウド/オンプレミスとの連携機能をワンストップで提供し、これらをクラウド上で統合的に管理・運用できるリモートアクセスサービス。CACHATTO Oneのみでリモートアクセスのすべてを一元管理できるため、導入コストや運用コストを削減できるほか、オンプレミス接続用コネクター「CACHATTOコネクター」を複数拠点に配備して、CACHATTO Oneを企業内WANとして運用することもできるという。

 また、従来のCACHATTOの製品コンセプトはそのままに、クラウドサービス向けに最適化した新アーキテクチャを用いてプラットフォームの再設計を行っており、独自通信技術「CACHATTO Private Connect」を介することで、より安全で快適なオンプレミスへのリモートアクセスを実現するとのこと。また管理画面も一新されており、利用しているサービスを統合的かつ直感的に管理できるとした。

 ユーザーが利用するリモートアクセス用ツールについても、従来のセキュアコンテナ、セキュアブラウザ、リモートデスクトップ2種に加え、新たにリモートアクセス用クラウドVPNサービスを提供。ニーズや職種、業務内容に応じてリモートアクセス用ツールを選択することで、さまざまな業務スタイルに対応できる。また例えば、普段はセキュアブラウザとセキュアコンテナで業務を行い、少量のリモートデスクトップを導入しておくなどのBCP対策も、環境維持費用を抑えたうえで実現できるとのこと。

 ライセンス体系については、複数サービスが含まれていた従来のものを一新し、ユーザーごとに必要なツール/サービスのみを、アラカルトで選択・購入する体系に変更した。具体的には、基本料金に加え、実際にユーザーが利用するサービスのライセンス、必要に応じて、それに伴う同時接続ライセンスを組み合わせて購入する体系となり、全ユーザー常時利用を前提としたライセンス体系と比較し、導入・運用費用を大幅に抑えられるとしている。

 具体的な価格例(税別)は、基本料金が1サイトあたり年額12万円、セキュアコンテナ(同時接続プラン)は、同時接続利用料(1デバイス)が年額9600円、1ユーザーが年額9600円、リモートデスクトップ(同時接続プラン)は、同時接続利用料(1デバイス)が年額9600円、1ユーザーが年額3600円など。初回購入は10ユーザー/10デバイスからで、サービスの追加は5ユーザー/5デバイス単位で行える。