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e-Janネットワークス、リモートデスクトップ「Splashtop for CACHATTO」の機能強化バージョンを提供

 e-Janネットワークス株式会社は4日、法人向けリモートアクセスサービス「CACHATTO」シリーズのリモートデスクトップソリューション「Splashtop for CACHATTO」について、各種機能を強化したメジャーバージョンアップ版「Splashtop for CACHATTO V3」を4月下旬から提供すると発表した。

 Splashtop for CACHATTOは、テレワークプラットフォーム「CACHATTO」のリモートデスクトップオプションとして、2016年に提供を開始。スクリーンショット防止機能や利用時間制御機能など、PCを利用したテレワークに求められる各種機能を備える。また、今般の新型コロナウイルス感染症対策としての在宅勤務のツールとしても導入が進み、2021年3月現在で10万を超えるユーザーがサービスを利用しているという。

 新バージョンの「Splashtop for CACHATTO V3」では、マルチモニター表示に対応。接続先PC、接続元PCの双方で複数のモニターを接続している場合、接続先と同様のマルチモニター表示をリモート側でも利用でき、作業効率を向上させられる。また、4Kストリーミング配信にも対応し、動画編集やデザインなどの業務をより快適に実施できる。

 セキュリティ面では、端末のセキュリティチェック機能を追加。接続元PCでアプリケーション起動時に、Windowsアップデートやウイルス対策ソフトのパターンファイル適用状態をチェックし、条件を満たしていない場合はログインを制限できる。

 機能面では、接続先PCと接続元PCの間でドラッグ&ドロップ操作などによりファイルを転送できる機能や、テキストのコピー&ペーストができる機能を追加。このほか、リモート接続中の画面を動画で保存できるセッション録画機能、接続先PC内に保存されているファイルを手元のプリンターで印刷できるリモートプリント機能を追加した。

 また、端末のセキュリティチェック、ファイル転送、テキストのコピー&ペースト、スクリーンショット防止などの機能は、管理者設定によりON/OFFを設定でき、利用企業のセキュリティポリシーに沿った柔軟な運用に対応する。