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e-Janネットワークス、コンテナ技術を用いたシンクライアントソリューションにVPN機能を追加

VPN接続機能「CACHATTO Private Connect」の正式提供を開始

 e-Janネットワークス株式会社は4日、シンクライアントソリューション「CACHATTO SecureContainer」の新機能として、PCの隔離環境から使えるVPN接続機能「CACHATTO Private Connect」の正式提供を開始すると発表した。これにより、オンプレミスサーバーへのアクセスや、IPアドレスによるアクセス制限を設定しているクラウドサービスの利用が可能になるとしている。

 CACHATTO SecureContainerは、テレワークで利用するWindows PC上に、隔離・暗号化された業務専用領域(セキュアコンテナ領域)を生成するソリューション。セキュアコンテナ領域は通常のユーザー領域とは完全に隔離されており、両領域間では、ファイルの移動・共有が制限されているため、私物PCをBYODで利用している場合などでも、テレワークを行うユーザーに対してセキュアな業務環境を提供できるという。

 今回提供するCACHATTO Private Connectは、CACHATTO SecureContainerによって生成された、PCのセキュアコンテナ領域からのみ利用できるVPN接続機能。e-Janネットワークスが運用管理するインターネットサーバー「CACHATTO Private ゲートウェイ」を中継点として利用するため、同社のリモートアクセスサービス「CACHATTO」のアクセス機能と同様、オンプレミスのローカルネットワークに構築されたCACHATTOサーバーの、外向きのHTTPSを用いた通信で利用でき、別途VPNサーバーを構築する必要はないとした。

 なお、CACHATTO Private Connectは有償のオプション機能となる。