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e-Janネットワークス、1ユーザー月額500円から利用できる「CACHATTOリモートデスクトップ」を提供

 e-Janネットワークス株式会社は22日、セキュアなハイブリッドワークを促進する新サービス「CACHATTOリモートデスクトップ」の提供を開始すると発表した。サービスの提供開始は10月1日予定。

 CACHATTOリモートデスクトップは、社内ネットワークに専用サーバー(CACHATTOリモートデスクトップサーバー)を導入し、アクセス端末となるPCには専用のセキュアブラウザー(CACHATTO SecureBrowser)をインストールして使用する、ブラウザーベースのリモートデスクトップサービス。

CACHATTOリモートデスクトップ システムイメージ

 ユーザーはログイン認証後に、接続先となる社内のデスクトップ環境への、画面転送によるリモートデスクトップ接続ができ、セキュアブラウザーの機能により、アクセス端末には閲覧した業務データを一切保存させず、データの持ち出しも制御される。また、デジタル証明書不要の端末個体認証機能や、Active Directoryとの認証連携機能、ワンタイムパスワード機能など、複数の認証機能を組み合わせることで、組織のセキュリティポリシーに適した運用を実現する。

 接続先のデスクトップ環境には、Windowsに搭載されたリモートデスクトップ機能を利用して接続するため、専用のソフトウェアエージェントのインストールが不要。SBC(Server Based Computing)方式の仮想環境や、インスタントクローン方式のVDI(仮想デスクトップ)での利用にも対応する。

 さらに、利用時間制御機能にも対応し、リモートアクセスを許可する時間帯、曜日をユーザーごとに設定することが可能。ユーザーの利用実態も管理画面で把握できるため、リモートワークにおける長時間労働の抑制、隠れ残業対策にも活用できる。

 通信事業者が提供する閉域接続サービスなどの利用にも対応し、アクセス端末を直接インターネットには接続せず、よりセキュリティが強固な接続方式によるリモートデスクトップ接続を可能とする。

 CACHATTOリモートデスクトップの参考価格は、登録ユーザー数が100ユーザー、同時接続ユーザー数が20ユーザーの場合、1ユーザーあたり月額500円(税別)から。ライセンス体系として同時接続ライセンス方式を採用しているため、シフト制の勤務やハイブリッドワークなど、全ての登録ユーザーが常時接続しない利用形態におけるコストを最適化できるとしている。