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primeNumber、クラウド データカタログ「COMETA」で生成AIを利用したメタデータ生成機能を提供
AIがラベルを付けてデータを分類する機能も2025年4月に提供
2024年12月11日 10:00
株式会社primeNumberは10日、社内に点在するデータをメタデータとともに一元的に管理するクラウド データカタログ「COMETA」において、生成AIを活用した機能を2025年1月より順次提供すると発表した。
「COMETA」は、データの発見・理解・活用を推進するデータカタログサービス。例えば、その売上データが「税込」なのか「税別」なのかといった、データの意味や状態、データ同士の関係性を示すメタデータを管理することで、データに関わる人が社内のデータを迅速かつ効率的に活用できるように支援するという。
今回は同サービスにおいて、テーブルやカラムの論理名や集計方法を含む説明の案を、AIが人間の代わりに生成する「メタデータ生成機能」を提供する。これにより利用企業は、メタデータ入力の手間を大きく軽減できるとのこと。なお同機能は、2025年1月よりβ版の提供が開始される。
また、AIがデータの中身を参照し、ラベルを付けて分類する「データ分類機能」のβ版を、2025年4月より提供開始する。これによってデータの管理漏れを防ぎ、より質の高いデータマネジメントを実現するとした。例えば、個人情報についても漏れなく把握することで、必要に応じてデータの削除やアクセス権限の管理が可能となり、情報漏えいを防止できるとのこと。