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primeNumber、クラウドデータカタログ「COMETA」でメタデータの自動生成機能(β版)を提供

 株式会社primeNumberは4日、クラウドデータカタログ「COMETA(コメタ)」で提供している、AIを活用した機能「COMETA AI」のひとつとして、「メタデータの自動生成機能(β版)」を提供開始したと発表した。今回のβ版では、利用希望者に限定して新機能を開放する。

 「COMETA」は、データの発見・理解・活用を促進するデータカタログサービス。データそのものに加えて、例えば、その売上データが「税込」なのか「税別」なのかといった、データの意味や状態、データ同士の関係性を示すメタデータを管理することで、データマネジメントの高度化と組織横断でのデータ活用を推進するという。

 同サービスでは上記のように、データに加えてメタデータを管理しており、新たなデータの追加や既存データの更新に応じ、メタデータの管理も追従して実施する必要があるが、手動での対応は時間と手間がかかってしまうといった課題を抱えていた。

 そこで今回、生成AIの活用によってメタデータの管理や探索をより容易、かつ迅速に行える環境を実現する「COMETA AI」の一環として、新たにメタデータの自動生成機能を搭載し、ユーザーの負担軽減とメタデータの品質向上を目指すとした。

 具体的には、メタデータ編集画面においてボタンをクリックするだけで、テーブル・カラムの論理名や説明を自動生成可能。生成結果はフォームに自動入力され、利用者はその内容を自由に修正・保存できる。primeNumberによれば、同機能を利用することにより、メタデータが少ない段階であっても素早く初期情報を整えられるとのことだ。

メタデータ生成機能によりフォームに自動入力された状態