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primeNumberが「COMETA」をAIデータプラットフォームへ刷新 いっそうのデータ品質向上を支援
2025年6月24日 09:00
株式会社primeNumberは23日、クラウドデータカタログとして提供してきた「COMETA」を、AIデータプラットフォームとして刷新すると発表した。また、新機能「メタデータ一括生成」「個人情報検知」を提供開始するほか、ベータ版として提供していた「対話型AIアシスト」を正式版としてリリースする。
primeNumberによれば、AIは、人間のようにデータの背景や文脈を自動的に理解できないため、AIが学習・参照するデータの意味や定義(メタデータ)が整備されていない環境では、的外れな回答や誤った分析を行ってしまうことがあるという。そこでprimeNumberでは、メタデータを管理する機能を備えたクラウドデータカタログとして「COMETA」を提供し、適切なメタデータ管理によって、企業の保有データを素早く正確かつ効果的にビジネスへ活用できる環境を提供してきたとのこと。
また、生成AIを活用してデータの管理や探索を用意かつ迅速に行える環境を実現する「COMETA AI」において、「メタデータの自動生成」や、自然言語でデータを探索できる「対話型AIアシスト」といった機能も提供してきた。
今回は、生成AIの効果をさらに高めるためのデータ品質を向上する新たな取り組みとして、「メタデータ一括生成」「個人情報検知」の提供を発表した。また、AIのデータ品質を高めるとともに「COMETA」自身もAI機能を積極的に取り入れ、企業のデータ活用を推進するサービスとして、「COMETA」をAIデータプラットフォームへと刷新するとしている。
