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サイネージ配信サービス「RICOH Digital Signage」、PCやスマホから視聴可能な新メニューを提供

 株式会社リコーは、クラウド型サイネージ配信サービス「RICOH Digital Signage」の新メニューとして、PCやスマートフォンからデジタルサイネージを視聴できるバーチャルサイネージサービスを、12月11日より提供開始すると発表した。

 バーチャルサイネージサービスは、企業の社員が、PCやスマートフォンなどの個人の端末からデジタルサイネージを視聴できるようにするもの。現在、オフィス内でのデジタルサイネージは、社内情報や最新ニュースの共有手段として多くの企業で活用されているが、こうした情報共有を、在宅勤務中や外出中の社員に対しても拡大可能になるという。

 サービスでは、バーチャルサイネージ用のURLを任意のWebサイトに埋め込むことで配信可能になり、例えば、社内ポータルサイトにバーチャルサイネージを埋め込むだけで、既存のポータルサイトやデジタルサイネージコンテンツを活用した情報の共有を実現するとした。加えてURLは、Webブラウザで直接URLを入力したり、メールに張り付けたりすることも可能で、指定したWebページ内とIPアドレスからのみバーチャルサイネージを表示できるようなセキュリティ設定にも対応する。

バーチャルサイネージ利用シーン

 また、バーチャルサイネージのコンテンツから特定のページへ遷移し、詳細を確認することも可能で、イベントへの申し込みやアンケートの回答など、社員へアクションを促すこともできる。さらに、バーチャルサイネージのコンテンツと再生リストを並べて表示できるため、気になったコンテンツを選んでの視聴も行えるなど、個人のタイミングや興味関心に合わせた情報収集に対応する。

バーチャルサイネージのコンテンツと再生リストを並べて表示することができる

 一方、管理社側での配信設定は、オフィスに設置するデジタルサイネージと同じ管理画面で行え、コンテンツの差し替えも容易にできるので、業務負荷をかけることなく、コンテンツの更新作業を容易に実施できるとしている。このほかダッシュボードでは、オフィスに設置するデジタルサイネージではできなかった視聴ログの収集も可能だ。