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リコー、デジタルサイネージサービスに対応したセットトップボックスの最上位モデル

RICOH Digital Signage STB Type2

 株式会社リコーは、クラウド型サイネージ配信サービス「RICOH Digital Signage(リコーデジタルサイネージ)」に対応したセットトップボックス(STB)「RICOH Digital Signage STB Type2」を、9月15日に発売する。

 リコーデジタルサイネージは、映像受信機器であるSTBをディスプレイやプロジェクターなどの表示装置と接続し、ネットワーク設定を行うだけで簡単に導入できるクラウド型サイネージ配信サービス。ニュースや天気予報などの自動配信に対応するほか、ユーザー企業自身で簡単にコンテンツを制作できるという。また管理者は、Webブラウザ上でコンテンツの制作や配信スケジュールの設定を行え、サービスに接続されたSTBを一元管理できるとのこと。

リコーデジタルサイネージの仕組み

 今回提供するRICOH Digital Signage STB Type2は、リコーブランドとして投入するSTBの最上位モデル。前身機種に比べ、大きさが70%、重さが54%の小型軽量化を実現しており、設置性に優れている。またストレージ容量が16GBに増量されたほか、Webコンテンツの表示性能も向上しているとのこと。

 さらに、2.4GHz/5GHz帯の無線LANと有線LANに対応し、4K(3840×2160)の動画・静止画の出力に対応。画面をタッチして切り替えられるタッチパネル向けサイネージにも対応する。

 このほか、自動復旧やファームウェアの遠隔バージョンアップ、遠隔再起動などの機能にも対応し、安定稼働と拡張性を実現した。

 なお新機能として、画面分割レイアウトにも対応予定。表示画面を分割して複数のコンテンツを再生でき、天気予報とお知らせなどのテロップの組み合わせで、一度に多くの情報表示が可能になるとしている。