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税務申告クラウド「freee申告」、中堅規模の法人でも利用できる新プランを提供

 フリー株式会社(以下、freee)は3日、クラウド型税務申告サービス「freee申告」おいて、上場準備中の企業や中堅企業でも利用できる新プラン「freee申告アドバンスプラン」を提供開始したと発表した。

 freee申告は、クラウド型会計サービス「freee会計」とのシームレスなデータ連携により、専門知識が必要とされる法人税申告の“セルフ申告”を実現する税務申告サービス。freee申告を利用したセルフ申告では、freee会計からデータが自動連携されるため、日々入力した帳簿の内容が自動で申告書に反映され、必要な書類も自動で判定されるという。

 従来は主に、こうしたセルフ申告を行うような小規模の企業に向けてサービスを提供してきたが、今回は、担当の税理士・会計士との共同作業による“コラボレーション申告”を行うような、上場準備中の企業や中堅規模の企業でも利用できる「freee申告アドバンスプラン」を新たに提供する。このプランでは、法人税・消費税の予定・中間・修正申告、外形標準課税に対応しているほか、償却資産申告書や申請届出書の作成も可能となった。

 なお、税務申告業務は会計情報を基に行われるが、会計情報を集約したfreee会計とfreee申告が連携していることで、転記作業が大幅に削減され、freeeの提供する“統合flow”を体験できるとのこと。

 また、税理士事務所・会計事務所・社労士事務所などのfreee認定アドバイザーへの情報共有もfreee製品上で完結できるため、コミュニケーションコストを削減可能な点もメリットとした。