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テンダの「Dojoウェブマニュアル Ver.2.2」、既存動画からマニュアルを作成する「動画インポート機能」を搭載

 株式会社テンダは1日、マルチデバイスマニュアル作成・共有システム「Dojoウェブマニュアル」の新版「同 Ver.2.2」を提供開始すると発表した。すでにある動画をDojoウェブマニュアルにインポートし、その動画から画像や動画として切り出す「動画インポート機能」など、動画マニュアルに関連する機能の強化を実施している。

 Dojoウェブマニュアルは、主に現場での作業マニュアルや機械操作の手順書などを、マルチデバイスで作成・管理できるシステム。作業を実際に行いながら、その様子をスマートフォンで撮影することでマニュアルを作成でき、音声認識機能により説明文も自動入力可能なため、業務内容や作業指示のデジタル化・ペーパーレス化を簡単に行えるという。

 今回の新版では、まず、すでに保有している動画をDojoウェブマニュアルにインポートし、その動画から画像や動画を切り出して順番にならべることで、作業手順ごとにわかりやすくまとまった形のマニュアルを簡単に作成できる「動画インポート機能」を新たに搭載した。

 また、動画の再生中にテロップを表示できる動画テロップ機能を追加した。動画だけでは伝わりにくい内容を補足するなど、動画マニュアルをよりわかりやすくするために利用できるとのこと。

 このほか、マニュアルの説明文を自動で読み上げる「説明文の音声読み上げ」機能も追加された。こちらについては、利用者から、「長文の説明文を見ながら実際の作業するのは難しい場面がある」という声が寄せられていたとのことで、こうした要望に応えるため、画面を見なくても説明内容を把握するための手段として実装されたとしている。なお、読み上げは日本語のみの対応である。