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アット東京、STNetのデータセンター「Powerico」内に 「ATBeX高松アクセスポイント」を開設

 株式会社アット東京は3日、株式会社STNetのデータセンター「Powerico(パワリコ)」内に、「ATBeX高松アクセスポイント(以下、ATBeX高松AP)」を開設すると発表した。サービス提供開始は2024年秋の予定。

 アット東京では、全国規模でのコネクティビティの強化に力を入れており、各地域からのメガクラウドへの接続ニーズおよび大規模自然災害時のリスク回避に向けた、データセンターの地方分散への需要の高まりに対応するため、アット東京のデータセンターを中心に提供するネットワークサービスプラットフォーム「ATBeX」のアクセスポイントを日本各地に展開している。

 このような状況において、四国地域におけるクラウド接続の需要に積極的かつ柔軟に対応するとともに、事業継続の手段としての利用に向け、STNetのPowerico内に「アット東京四国第1センター(SK1)」を新たに展開し、SK1内にATBeXネットワーク接続拠点としてATBeX高松APを開設する。

ATBeX高松AP接続イメージ

 また、本格化しているガバメントクラウドへの対応に合わせ、各地域のネットワーク事業者やシステムインテグレーターからのメガクラウドへの接続および関連サービスの利用も増加していると説明。開設するATBeX高松APにより、ATBeXプラットフォームで提供されるメガクラウドをはじめとしたさまざまなサービスや接続環境が四国地域から閉域接続で利用可能となり、日本国内だけではなくグローバルなビジネスプラットフォームとして活用できるとしている。

 ATBeXクローズドアクセスType-Aは、ATBeX大阪ゾーンにシングルもしくは冗長構成で閉域接続が可能。ATBeXプラットフォームによる各地域のATBeXアクセスポイント他との閉域接続にも対応する。

 アット東京は、今回のATBeX高松AP開設を通じて、全国レベルのビジネスプラットフォームの実現を推進し、顧客の利便性、効率性、安全性を高め、日本全国の顧客のビジネスをサポートしていくとしている。