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アット東京、FRTデータセンター内に「ATBeX沖縄アクセスポイント」を開設

東京~沖縄間のネットワーク構築をオンデマンドで可能に

 株式会社アット東京は2月28日、FRT株式会社のFRTデータセンター内に「ATBeX沖縄アクセスポイント(以下、ATBeX沖縄AP)」を開設し、2023年4月にサービスを提供開始すると発表した。

 アット東京は、ネットワークサービスプラットフォーム「ATBeX」を2017年に東京で提供開始以来、2020年に大阪、2022年に福岡、2023年4月に広島にアクセスポイントを開設し、提供エリア拡大を進めてきた。

 さらに今回、沖縄で最高クラスの設備・セキュリティ体制を誇るFRTデータセンター内に、ATBeXネットワーク接続拠点「ATBeX沖縄AP」を設置すると説明。ATBeX沖縄APとATBeX東京ゾーンは、1系、2系の異ルートによる冗長構成で接続し、顧客はATBeXを利用することで、東京~沖縄間のATBeXの論理回線を50Mbps~1Gbpsの帯域から必要なものを選択して、1カ月単位で契約できる。また、申し込み後、東京~沖縄間の閉域ネットワークを最短2営業日で開通し、利用開始できる。

 サービスを利用することで、沖縄県内の自治体・企業のクラウド接続や、東京~沖縄間のネットワーク回線手配が、従来よりも柔軟に対応可能となるほか、東京や大阪の企業がBCP対策として沖縄のデータセンターサービスを利用することも容易になるとしている。

 さらに、アット東京は同時に「アット東京沖縄第1センター(OK1)」の展開を開始する。アット東京はOK1の展開により、東京や大阪の企業のBCP対策、エッジコンピューティングなどによるサーバー拠点の展開など、沖縄でのデータセンターサービスの利用をワンストップで提供する。