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オプティム、AI文書管理サービス「OPTiM 電子帳簿保存」で認定タイムスタンプの付与を可能に

任意の指定箇所の読み取り機能も提供

 株式会社オプティムは25日、AIを活用した文書管理サービス「OPTiM 電子帳簿保存」において、データをアップロードする際に認定タイムスタンプを付与する「タイムスタンプ付与オプション」を提供開始したと発表した。利用条件については要問い合わせ。

 「OPTiM 電子帳簿保存」は、電子帳簿保存法における電子取引の電子保存要件に対応した文書管理サービス。電子取引された帳票ファイルや紙の帳票のスキャンデータをAIで解析し、企業名や取引年月日、取引金額などを抽出した台帳を作成することで、手入力による台帳作成の負担を軽減できるという。

 今回は同サービスにおいて、請求書や領収書などのデータをアップロードする際に認定タイムスタンプを付与し、電子帳簿保存法における真実性の確保の要件を満たした上で保管を行えるようにする、「タイムスタンプ付与オプション」を提供開始した。これによって、一部の例外ケースを除き、事務処理規程を作成せずに電子帳簿保存法へ対応できるようになるとのこと。

 なお、「OPTiM 電子帳簿保存」は6月19日にもアップデートを行い、利用企業が指定した箇所の読み取りを行える機能を追加している。

 これは、手動で指定した範囲に対するさまざまな情報項目を自動取得し、台帳化できる機能。これを利用すると、例えば、宿泊に関する領収書の場合は「チェックイン日」、物品購入に関する納品書の場合は「検収期日」など、利用企業ごとに重要度や形態が異なる、さまざまな情報項目の台帳化が可能になるとのことだ。

 こちらの指定箇所読み取り機能については、ビジネスB1プラン/ビジネスB2プラン/ビジネスB3プラン/エンタープライズプランで標準機能として提供されるほか、スターターS1プラン/スターターS2プラン/スターターS3プランではオプションメニューの申し込みが必要になる。