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オプティムの文書管理サービス「OPTiM 電子帳簿保存」、インボイス登録番号のAI解析に対応

番号の有効性も自動で確認可能

 株式会社オプティムは29日、AIを活用した文書管理サービス「OPTiM 電子帳簿保存」が、適格請求書発行事業者登録番号(以下、インボイス登録番号)のAI解析に対応したと発表した。これにより、請求書などに記載されたインボイス登録番号を、自動でデータ化可能になったという。

 OPTiM 電子帳簿保存は、改正電子帳簿保存法の電子取引の電子保存要件に対応した文書管理サービス。請求書、領収書、発注書など、法対応が必要なあらゆる国税関係書類を電子データで保存できるほか、AIによる書類情報の抽出・入力機能により、効率的な管理を行えるとした。

 今回は同サービスがインボイス番号のAI解析に対応し、請求書などに記載されたインボイス登録番号を自動でデータ化可能になった。また、AIで入力されたインボイス登録番号の有効性を、国税庁が提供するWeb-APIで自動的に確認する仕組みを備えているため、インボイス登録番号の入力作業に加え、有効性の確認作業に関する負担も軽減されるとのこと。

 なおOPTiM 電子帳簿保存は、今後、AIを活用した契約書管理サービス「OPTiM Contract」との連携により、契約書を含めた国税関係書類の一元管理にも対応する予定。加えて、仕訳データの自動作成機能、会計ソフト・入金システムと連携した経理業務を効率化する機能などの追加も予定されている。