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人事労務クラウド「SmartHR」、候補者情報の管理から従業員登録までを可能にする「採用管理」オプションを提供

 株式会社SmartHRは18日、クラウド型人事労務ソフトウェア「SmartHR」において、候補者情報の管理から従業員登録までを「SmartHR」上で完結する有料オプション「採用管理」を、6月25日より提供開始すると発表した。

 「SmartHR」は、雇用契約や入社手続き、年末調整などの多様な労務手続きをペーパーレス化し、データとして蓄積できるクラウド型の人事労務ソフトウェア。また、蓄積された従業員データを活用し、「人事評価」「従業員サーベイ」「配置シミュレーション」などを行えるタレントマネジメント機能を備えているため、組織の活性化や組織変革を推進できるとのこと。

 今回は新たに、候補者情報や選考結果の一元管理が可能な採用管理機能が追加される。この機能では、候補者の履歴書や職務経歴書を添付して一元管理でき、登録した候補者ごとにメモが残せるため、選考の進捗記録も可能。候補者の氏名・応募求人・選考結果などの情報を一覧で確認することもできる。

 また、採用が決定した候補者情報を「SmartHR」基本機能へ従業員として登録可能なため、採用活動時から入社時の手続きまでの業務効率化を実現するとした。

 なお今後は、採用に関わるデータの一元管理と業務効率化にとどまらず、タレントマネジメント機能への接続により、戦略的な採用の支援を目指すとのこと。具体的には、選考フローと面接評価の管理機能の追加を予定しているほか、採用した候補者の経験・スキルなどの情報と、人員配置・従業員サーベイといったタレントマネジメントの運用で得たデータをかけあわせることで、採用の精度を向上させるとしている。