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セイコーソリューションズのクラウド型EDI「Seiko Trust EDI」、金融機関とのファイル伝送に対応

企業・金融機関間伝送サービス「AnserDATAPORT」との接続により実現

 セイコーソリューションズ株式会社は21日、クラウド型EDIサービス「Seiko Trust EDI」において、NTTデータの企業・金融機関間伝送サービス「AnserDATAPORT」との接続を開始したと発表した。

 Seiko Trust EDIは、月額3万円からのスモールスタートで利用可能なクラウド型EDIサービス。インターネットEDIへの移行を実現し、他サービスとの接続・連携により、導入企業のニーズにあわせて企業の商取引の電子化をサポートする。

 一方のAnserDATAPORTは、NTTデータが提供する、企業と金融機関間の安全な取引を実現するファイル伝送サービス。企業側・金融機関側双方に普及しており、金融機関との伝送サービスとしては最もスタンダードになっているという。

 今回は、Seiko Trust EDIがこのAnserDATAPORTとの接続を新たに開始し、金融機関との間で、総合振込、給与振込、賞与振込、口座振替などの情報を伝送できるようになった。なおAnserDATAPORTは、閉域ネットワーク「Connecure」を利用した通信により金融機関とのセキュアなデータ伝送を行えるが、Seiko Trust EDIは、Connecure回線と接続済みのため、利用企業が個別にConnecure回線を用意する必要はないとのこと。

 なおSeiko Trust EDIを利用する企業は、「AnserDATAPORTオプション」の申し込みにより、金融機関への伝送サービスが利用可能になる。セイコーソリューションズのサービスを利用しているほかの企業とConnecure回線を共有するので、コストでの追加運用が可能とした。