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セイコーソリューションズ、「Seiko Trust」で金融機関向けの電子交付サービスを提供へ

総務大臣認定タイムスタンプを標準機能として搭載

 セイコーソリューションズ株式会社は15日、「Seiko Trust」ブランド展開しているトラストサービスにおいて、金融機関向けの電子交付サービスを提供すると発表した。総務大臣認定タイムスタンプを標準機能として組み込み、2025年秋ごろのリリースを予定する。

 今回発表された金融機関向け電子交付サービスは、金融機関が取引明細や各種計算書などの重要書類を顧客に発行する際に、電子帳票で交付するサービス。金融機関が取り扱う帳票は、種類の多さや関連部門が多岐に渡るなど、多くの課題があるが、このサービスでは、金融機関の電子交付に必要な機能をワンストップで提供できるという。

 また、総務大臣認定タイムスタンプを付与することで、電子帳票の存在日時と非改ざん性を証明できるため、顧客の重要な取引情報・帳票データの電子化を安全に行えるとした。

 なおセイコーソリューションズでは、長年のトラストサービス提供で培ってきた重要書類の長期保存に関するノウハウと実績を持つことから、長期間にわたる電子帳票の保管でも安心して利用できるとアピールしている。